Yahoo!ブログ仲間のさちこさん（「+++ Mature Life +++ ～心豊かに暮らしたい～」）が、「東博の国宝展よりおもしろい」と絶賛していたサントリー美術館の「高野山の名宝」へ出掛けてきました。展示数は多くないのですが、無駄がないというかハズレのない展示で充実しています。
空海請来の「諸尊仏龕」や曼荼羅には世界観が凝縮されていて、日本的でありながらインドや中国の影響を感じさせてくれます。いわゆる仏像も四天王像や八大童子など、何体も同じテイストで並んでいると、それだけで存在感が増しますよね。腹筋はデフォルメされているのに肋骨をリアルに表現することで、胸筋の迫力が伝わってきます。
時代が下ってからの作品も多いとは言え、古臭さを感じさせない作品ばかりというところも素晴らしいです。明日までの展示ということもあって、結構混雑していました。興味ある方はお急ぎください！
http://www.suntory.co.jp/sma/exhibit/2014_5/?fromid=topmv
