後半開始から安川に代わって登場した高木和道は、見事に試合をぶち壊した。池田にあっさり裏を取られて失点の要因となった4分後には、無駄なスライディングがファウルを取られてPKに。全体的に動きも緩慢で、なぜ試合に出したのか意味不明だった。
前半40分にチーム最初のシュートで先制し、後半立ち上がりに流れをつかんだかに見えた直後だった。その後、この日好調だった宮沢のアシストから高松が決めて同点に追いつくも、GK丹野とDF土岐田のお粗末な連携ミスで決勝点を献上し、またしても敗戦してしまった。
鳥栖 3-2 大分(得点:池田、豊田、ニルソン/阪田、高松)
<GK>
丹野 :4 GKとして恥ずかしいミス
<DF>
土岐田 :4.5 攻めにも絡めず
阪田 :6 鮮やかな先制ヘッド
安川 :5.5 奮闘していたが
<MF>
為田 :5 サイドとしての適性は疑問
宮沢 :6.5 セットプレー冴える
ロドリゴ:6 ボールキープで貢献
チェ :5.5 決定機逃す
<FW>
松田 :5.5 かみあっていない印象
高松 :6 ファウル取られ過ぎ
西 :5.5 彼にしては上出来
<SUB>
高木 :2 ゲームをぶち壊した張本人
丸谷 :5.5 運動量は物足りない
森島 :5 ボールに絡めず
<監督>
田坂 :3 もう結構です
無駄走りをする選手が重用され、前線に守備を最終ラインに攻め上がりを期待する。中断するたびに連携できなくなり、子飼いの選手を起用しようとするこの監督は、もう何を言っても仕方ない。クラブも素人集団で、経営も強化も何もできていない。週末の味の素スタジアムに出掛けるモチベーションは、まったく湧いてこない。