【デビスカップ】韓国に勝ちプレーオフへ

男子テニスのデビスカップは、ワールドグループ入れ替え戦の出場権を賭けた韓国との一戦。ホーム有明コロシアムでの初日、金曜日のシングルスは伊藤の勝利に続いて添田が2セットダウンからの逆転で取って王手。しかし土曜日のダブルスは、デビュー戦となった守屋は健闘したものの内山が不調で落としてしまい、今日のシングルス初戦では添田が逆転負け。

この状況の中で登場したのは、プレッシャーに弱いと定評のある伊藤竜馬。ランキング下位とはいえ、添田を苦しめたチョ・ミンヒョクを相手に、まったく危なげない展開で勝ち切りました。「パワーだけ」と見られがちな伊藤がコースを打ち分け、ここぞという場面で素晴らしいショットを連発しました。これをきっかけにブレイクしてくれたら、日本男子は確実に強くなりそうです。

WOWOWの中継では、松岡修造の的確なコメントが心地よかった一方で、土橋登志久の無駄話の多さは気になりました。彼のコメントは「これが~」という表現や、語尾に「~ですよね」がつくことなど言葉癖が多く、耳についてしまいました。知ったかぶりの激しい久保田光彦が実況を外れたのは歓迎ですが、もう少し放送席のレベルはあげてもらいたいと思います。