【クラブワールドカップ】コリンチャンスの守り勝ち

決勝に出ないわけにはいかず、リーグ戦の出来ではそれも危なかっただけに、準決勝のモンテレイ戦は必死だった。ただ、準決勝の内容は悪くなかったのだから、オスカルをサイドに入れておいてよかった。モーゼスは突破もできず、クロスの精度も低かった。ランパードも本調子でないことは、ベニテス監督もわかっていたはず。それでも使わざるを得なかったのは、サポーターの期待だろう。準決勝のあのゴール裏を見たら、使わない選択は困難だだった。

しかし、コリンチャンスは勝者に相応しい。GKカッシオの出来は「当たっていた」の一言で済ませられないくらいの素晴らしさだった。中盤の寄せも、モンテレイのルーズさとは比べものにならない。持ち味である守備力を活かして勝ったことわ、称賛しよう。サポーターの応援も、十分迫力があった。世界一おめでとう、コリンチャンス