ホノルルでJALからハワイアン航空に乗り継ぎ、お昼前にはハワイ島のコナ空港に到着しました。エイビスのシャトルバスがちょうど目の前にいたので、タイミングも完璧。フォードのフュージョンに乗ってワイピオ渓谷展望台を目指します。19号線は単調ですが、溶岩台地の中を進む広いハイウェイ。途中からコハラ地区に入ると阿蘇の草千里のような風景になり、さらにハマクア地区では防風林のような植生が見られるなど、後半は変化に富んでいます。
そして1時間ちょっとのドライブでたどりついた、ハワイ王朝の聖地ワイピオ渓谷を望む展望台。この谷底にはひたすら歩くか、もしくは4WDか馬でなければ下りられず、昔は「黄泉の国への入口」と考えられていたということも理解できるように感じます。海と空と雲を、風に吹かれながら堪能すれば、自分がハワイ島にいるんだということが実感できますね。
そして、帰路には映画「ホノカア・ボーイ」の舞台となったホノカアの街へ。昔は砂糖キビ産業で栄えたそうですが、今ではすっかり寂れたノスタルジックな街でしかありません。
この街の外れにある「テックス・ドライブイン（Tex Drive Inn）」で名物のマラサダと一緒にチーズバーガーでランチ。その後は190号線に入り、降りはじめた小雨の中、まるで他の星かと思うような一面を枯れ草で覆われた風景を見ながらのドライブでした。3時少し過ぎにカイルア・コナの街に到着し、ロイヤル・コナ・リゾートにチェックインしました。
