【ラグビー】ワールドカップ日本-フランス

ニュージーランドで開幕したラグビーのワールドカップ。日本は予選Aグループの初戦を、フランスとの対戦で迎えました。今回の日本代表は外国籍や帰化した選手が多いこともあって、サイズ的にはあまり見劣りがしません。しかし、相手はシックス・ネイションズを構成する強豪だけに、結果よりも内容重視でテレビ観戦しました。

序盤は力の違いを見せつけられ、立て続けにトライを奪われます。日本のボール・ハンドリングの悪さは相変わらずで、またボールを受けてから次のプレーに移るのに一瞬時間が余計にかかってしまうところでタックルを受けてしまうという展開が目立ちました。それでも20分過ぎくらいからは徐々に良い場面も多くなり、31分にはアレジがトライ。後半にもアレジがトライとPGを決めて4点差に迫りますが、ここからはフランスの地力に押し切られた格好で、結局21-47で敗れました。

このゲームで目を惹いたのは、フランス左のセンター・Fabrice Estebanez。重量感とスピードを併せ持つ突破が魅力的でした。一方、日本は左のウィング・小野澤宏時が魅せます。得意の縦横無尽なステップで、するすると陣地を稼ぐプレーに日本は助けられました。

日本代表がニュージーランドオールブラックス」に勝つことはまず不可能ですが、トンガとカナダに対しては、なんとか結果を残して欲しいものです。