【トイストーリー3】正統派教育的物語

トイストーリー」シリーズは、シンプルながら無理のない展開には感心させられます。今回はおもちゃたちの持ち主・アンディが大学の寮に入るために、おもちゃを整理しようとするところからストーリーが始まります。そしておもちゃが寄付された「サニーサイド保育園」で繰り広げられる、おもちゃたちの派閥抗争から引き起こされるサバイバル。一見「良い人」に見えるピンクのバグベアが腹黒かったり、バービーに彼氏ができたり、さまざまな「人間模様」を描きます。

教育的な視点もさらりと嫌味なく描いているところは、さすがにディズニー。僕はこの作品の中では、ポテトヘッド夫妻のキャラクターが一番好きですね。ただ、面長で大きな目のウッディが、なぜか佐々木蔵之介に見えてしかたなかったです。日本語の声は唐沢寿明なのですが…

保育園の園児たちが、無邪気ながらおもちゃにとってはある意味「敵」であることを描いているところはリアリティがあります。やっぱり僕は、この年代の子どもは苦手です。

http://www.disney.co.jp/toystory/