【PSM大分-札幌】刀根に期待

いよいよJリーグは、来週開幕です。今日はプレシーズンマッチの大分-札幌戦@九州石油ドームを、スカパーが生中継してくれました。このネーミングライツは今日までなので、スタンドには「九州石油ありがとう」というバナーが掲出されていましたね。

さて、試合は序盤に札幌が攻勢を仕掛け、大分が守る展開。菊地と柴子屋のセンターバックは落ち着いていましたが、前線でキープできないのでどうしても攻撃が単発になりがちでした。後半に入って60分にCKから札幌・石川に先制されますが、すぐにチェ・ジョンハンが同点弾。森島が絶妙のパスを出し、DFをかわしたチェがシュートフェイントでGKをも外して決めました。直後にセットプレーから、チェ・ジョンハンがバックヘッドで2点目を挙げますが、札幌も近藤の個人技で追いついてドローという結果に終わりました。

このゲームで最も目を引いたのは、大分U-18から昇格したばかりの右SB刀根亮輔。サイドの突破はもちろん、ゴール前でも強さを発揮して惜しいシュートを放っていました。フィジカルも強いし、セットプレーでは180cmの身長を活かしてヘッドで競れるため、大きな戦力になりそうです。2得点のチェ・ジョンハンも、韓国代表に選出されてチームを離れているキム・ポギョンが復帰すれば、さらに活躍の機会が増えそうです。層が薄いのが気がかりですが、今年の大分トリニータに期待しましょう!

ところで、スカパーの中継では、解説の吉村寿洋がジュビロ時代の先輩・ゴン中山を「中山さん」と呼んでいたのがおかしかったです…