【伊豆ダイビング】川奈でハーフボート

強風波浪注意報の発令されていた伊豆地方ですが、川奈はちょうど風を遮る方角に山があるせいか、風は吹いていたものの水面は穏やかでした。日が差すと体感温度も上がり、かなり過ごしやすい陽気に。海の中は透明度がとても高く、まるで海外でダイビングしているかのような気分でした。

#1: 川奈ビーチ / 水温14℃ 透明度15m 最大深度11.5m 潜水時間43分

いつもの「伊豆海ダイビングリゾート」かめちゃんのガイドで、Iさんご夫妻と僕の総勢4人のパーティでした。またしても潜降に苦労し、結局かめちゃんのウェイト×2と石を追加してやっと沈むことに。砂地に埋まったシビレエイやホラ貝やヤリイカの卵、ゴンズイ玉、クマノミなど、この時期らしいいろいろなものを見ることができました。実は、BCを脱ぐ際に重りにした石が右足の小指を直撃し、今も内出血で腫れています…

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#2: 川奈ビーチ(ハーフボート) / 水温14℃ 透明度15m 最大深度20.5m 潜水時間44分

2本目はボートでビーチの奥まで行ってエントリーし、帰りはそのままビーチのスロープまで泳いでくるというものでした。これがなかなか面白かった! いきなり、マアジが玉になるくらい群れているところに遭遇します(画像)。

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そして、ハイライトはナヌカザメの卵。かめちゃんが後ろからライトを当ててくれたので、卵の中にシルエットが浮かんでいますね。これがサメの姿形になると思うと、不思議な感じがします。

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上の画像はツノザヤウミウシピカチュウにも似た感じのウミウシで、川奈の人気者です。下の画像はちょっとショッキングなネイチャーシーンですが、実はホラ貝がナマコを捕食しているところです。自然界の厳しさが、意外に近いところで感じられてしまうんですよね。

今日は比較的ダイバーが多かったみたいだけど、この時期は海も施設も空いているのでのんびりダイビングを楽しめます。冬の海といえば寒いイメージですが、ドライスーツを使えば風が強くなければあまり寒さは感じません。僕はこの時期の海は、結構好きです。