人事の世界では4月ももちろん新年度というひとつの区切りですが、10月にも大きな意味があります。今年でいえば2010年採用（来春入社）の学生に内定証書を渡すのが10月1日であり、同時に2011年採用に向けた就職ナビがオープンする日でもあるのです。
僕の会社でも、10月1日にマイナビとリクナビの企業ページをオープンしました。さっそく大学3年生のエントリーが集まっていますが、現在の4年生が苦戦している現状を反映して、3年生の就活は活発なようです。去年の10倍とまではいかないけれど、かなりペースが速いのは確かです。エントリーが多いのはうれしいですが、その中から選考しなければならないことを考えると、去年までのやり方では対応できそうもないです…
そしてエントリーは多くても、欲しいターゲットとなる学生が含まれていないと困るし、優秀な学生は内定を複数もらうでしょうから取り合いですね。「選考」する中で、企業の魅力を伝えていかないと、最後に選択権を持っているのは学生なのです。
