【のだめカンタービレ】22巻は波乱の幕開け

うっかりしていたのですが、発売されていることに気づいて近所のコンビニで購入しました。しかし、それにしてもコンビニで平積みで売っているのって、すごいですよね…

さて22巻は全体的に台詞が少なめなせいか、静かにストーリーが展開していきます。演奏シーンの描写がいつにも増して多いような気がしますが、演奏している曲調がうまく表現されているので、趣のある雰囲気に仕上がっています。特に主人公のだめはほとんど台詞がないけれど、終盤になぜかエジプトに出没するあたりで、やっと本来の天然なキャラクターが顔を出します。

この巻では、これまで千秋の成功を少し離れた位置から支えつつマイペースを貫いていたのだめが、自らのキャリアに一歩踏み出すターニングポイントになっています。もっと激しい心の葛藤があるはずですが、それを抑えに抑えて静かな展開に仕立てたところはさすがですね。今後の展開、ますます期待したくなってきました。

ちなみに購入したのは、気づくのが遅れたこともあって通常版です。初回限定版を買っても、おまけがたいしたことがないのは、どの作品も一緒ですね…

http://shop.kodansha.jp/bc/yoyaku/comics/nodame22/