WOWOWで録画しておいた「ナイトミュージアム」を観ました。原題は「Night at the Museum(博物館の夜)」なんですね。映画として気軽に鑑賞している分には十分おもしろいのですが、シナリオ上の破綻というか、現実問題としてはおかしい部分が山盛りでしたね。純粋に映画で楽しむ作品と言うよりも、ユニバーサルスタジオあたりのアトラクションとかゲームソフトとして、インタラクティブに楽しむことを前提に作られているような気がしました。
内容は、ほぼベン・スティラーの一人芝居と言ってもいいくらいで、彼のコメディアンとしての存在感を存分に見せ付けてくれました。ロビン・ウィリアムスがセオドア・ルーズベルト役で出ていますが、彼である必然性はあまりなかったように思います。彼の恋のエピソードも、蛇足に見えました。
まあ、あまり深く考えずに、あり得ない博物館の夜を楽しむのも悪くないですよ。
http://movies.foxjapan.com/nightmuseum/