そしていよいよ日の出の時間を迎えますが、残念ながら雲に覆われて富士山は見えません。それでも車に積んでいった折り畳み式マウンテンバイクで田貫湖を一周してみると、鳥の声や花、綺麗な空気と、まるでヨーロッパのリゾートのような雰囲気にすっかり癒されました（画像）。この時期の田貫湖は、晴れていれば富士の山頂にちょうど太陽がかかるということで、たくさんの写真家たちが三脚を構えていました。
その後、本栖湖→精進湖→西湖→河口湖→山中湖と富士五湖を巡っていると、西湖（画像）から河口湖にかけてはちょうど雪を被った富士山の勇姿が湖面に映っていました。でもこれは一瞬で、またすぐ雲に包まれてしまったのですが。
当初の予定では、ネットで調べた河口湖の24時間営業のスーパー銭湯で仮眠するつもりでした。ところが行って見ると「事情により4月7日で閉店」という無情の張り紙があり、近くの「道の駅」に駐車して仮眠を試みるも、まったく眠れませんでした。その結果、徹夜明けの帰路となってしまい、東名高速・愛鷹ＰＡに向うまでは、睡魔と闘いながらの運転でした。無事に帰って来られたから笑い話で済むけれど、事故を起こして他人を巻き込んでいたらと思うと激しく反省しましたよ。
