【のだめカンタービレ】20巻は恋愛モード

3月13日に発売された「のだめ」20巻をさっそく購入して、一気に読んでしまいました。今回はのだめと千秋に大きなイベントはなく、大きな流れとしては清良やターニャたちがエントリーするコンクールが中心です。ただ、その裏でのだめと千秋の距離感には、大きな変化が訪れつつあるような印象ですね。峰と清良、黒木とターニャのカップルも含め、これから一気に恋愛モードが高まりそうな予感を漂わせています。

ギャグは抑え目ではありますが、のだめらしい天然系なネタで笑わせてくれます。オクレール先生の発言が微妙なので、今後の展開を左右する出来事はオクレール先生のレッスンから派生していくのかもしれません。

また、音楽面での表現はこれまでにも増して専門的で、指揮者や演奏者が譜面から何を読み取るのかということがよくわかって興味深いです。素人にはなかなか到達できない領域ですが、「主題の展開」「ソナタ形式の逸脱」という視点で楽曲を捉えてみようかという気にさせられました。