【アジアリーグ】クレインズと王子で決勝

アイスホッケー・アジアリーグプレーオフセミファイナルでは、レギュラーシーズン3位の王子製紙が2位の韓国・High1を破り、4位のクレインズが1位のSEIBUに勝つという番狂わせが起きました。トーナメント形式のプレーオフを導入するとシーズンの成績が必ずしも反映しないため、不公平だという声が必ず沸きあがります。でも、これは後だしジャンケンではなく最初から決められたルールなので、最後には短期決戦で勝ち抜ける体制作りをしたチームが勝つのです。

今季は終始苦しんでいたクレインズでしたが、宿敵SEIBUには特別な意識で臨んでいるようです。王子製紙も序盤は低迷していましたが、シーズン終盤からの盛り返しには勢いがありました。SEIBUはシーズンで結果は残しましたが、世代交代が中途半端になっているままでしたね。藤田やユールのプレイタイムが減っている中、若手が頑張ってはいたのですが、ここ一番ではベテラン頼みになってしまいました。

さて、これでファイナルは王子製紙日本製紙クレインズ)という製紙業対決になりました。再生紙偽装事件で体質を露呈して製紙業界は、果たしてこれで汚名を雪げるのでしょうか??? 北海道での決戦に注目です。