【旅行博】会場拡大も

有明東京ビッグサイトで開催されている世界旅行博に出かけてきました。例年同じ会場で行われているのですが、今回は2フロアにわたってブースが展開されていて、以前よりもスペースが広がっていました。僕の目当てはビーチリゾートとアメリカの資料集め。フィジータヒチといった南太平洋のパンフレットはそこそこ手に入ったのですが、アメリカやカリブはちょっと期待外れでした。

特にハワイのブースは、入場するのに行列ができていたので、もうその時点でギブアップです。例年にも増して来場者の数は多く、観光地の写真パネルの前で記念撮影をしている光景があちこちで見られたのには驚きましたよ。旅行の情報収集というよりも、バーチャル旅行のような狙いで訪れている人が結構多いんでしょうね。

地下1階に欧米、ビーチ、アフリカのブース、そして3階にアジアと日本のブースがあるんだけど、エスカレーターが1本しかないんです。エスカレーターに乗るのも行列で、係員が「詰めて乗れ、二人並んで乗れ。そうしないと、進みが遅いというクレームは受け付けない」なんて、誰がお金を払っている客かまるでわかっていないアナウンスをしていました。来客数を見込んだ上で、そんな導線にしたのは主催者側なのにね。ここ数年、あまり出展ブースが変わらないので、そろそろもういいかなと思っています。目新しいブースや配布資料がないと、飽きられても仕方ないでしょう。

そうは言っても、アゼルバイジャンクロアチアブルネイなどの資料が欲しかったら、やっぱりこのイベントが便利です。そういう意味でも、単に各国観光局の出来合い資料を並べるだけではなく、もう一工夫してくれることを望みたいところです。