【台湾料理】新宿・呉さんの厨房

ちょっと隠れ家的な台湾料理の居酒屋をご紹介します。新宿といっても最寄駅は丸の内線の新宿御苑前ですが、徒歩3分ほどとアクセスは悪くないです。中華料理屋っぽい雰囲気ではなく、小じゃれた居酒屋という雰囲気で、30人も入ったら一杯になってしまうような小さなお店です。ご主人の呉(ウー)さんがひとりで調理を担当しているので、呉さんが疲れたら店じまいするそうですよ…

一番のお勧めは揚げたクレープのような烙餅(ラオピン)にインゲンと挽き肉の四川風炒めを挟んで食べる「インゲンセット(999円)」です。パリパリした食感の烙餅に、辛くはないけど濃い目の味付けの炒めものがよく合います。ビールのお供にもぴったりですね。僕は小食なので、この日は2人でこのインゲンセットと海鮮焼きビーフン、台湾風蒸し鶏にビールとデザートをいただいて5,000円弱でした。

デザートは定番の杏仁豆腐もあるけど、あえて豆花(トウファー)を選択しました。豆乳プリンと言えばわかりやすいと思いますが、あっさりとしているけれど濃厚な風味のプリンにあんこが添えられていて、脂っこい料理の後にはさっぱりしてよかったです。以前、香港の空港で「豆腐花」というものを食べたことがあるのですが、それはまさに豆腐にシロップをかけたような味で微妙でした。もしかして、そんな料理が出てくるのかとちょっと心配しましたが、おいしいデザートで満足です。

蒸し鶏もタレが濃い目で、また海鮮焼きビーフンもエビやイカの食感がよくて、おいしかったです。他にも酸辣麺(サンラーメン)や麻婆豆腐、点心揚げパンなどラインナップも多彩なので、何回通っても飽きずに済みそうですが、結局インゲンセットを頼んじゃうのかも!

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