【ハワイアン】コンテンポラリー事情

最近、ハワイが恋しいあまり、ハワイアンを聴きはじめました。ブラウザのお気に入りには、ネットで聴けるハワイのFM局が入れてあるんです。それで、いろいろ聴いてみて感じたのは、ハワイアンというと日本人がすぐイメージしそうな「スチールギターにファルセットボーカル」なんてパターンはほとんどないということ。日本のJ-POPが演歌や民謡とはまったく違うように、「ハワイアン」というカテゴリーに括るのも正しくないのかもしれません。

ウクレレも決して定番ではなく、どちらかというとアコースティックギター主体のバンドの方が多いようです。ギターやウクレレがコードを刻むと、ハワイらしさが増しますね。リード楽器としてのウクレレは、思っていた以上に存在感があります。ジェイク・シマブクロウクレレは、あまりコテコテのハワイアンじゃない普通のポップスの音にウクレレが乗っていて、それが新鮮なんですね。彼の作品の中で一番ハワイアンっぽいのが「フラガール」の主題曲という事実も、興味深いところです。

僕のお勧めはMakanaというミュージシャンですが、こちらもギターを主体にハワイアンというよりはボサノヴァかレゲエのテイストを感じるような音楽です。カリブの音楽(キューバン、レゲエ)や沖縄の音楽と近いのじゃ、いわゆる「アイランド・ミュージック」だからなのでしょうか。カラッとした明るい曲はまさにハワイの天気を彷彿させてくれますが、チャント系の音楽は神々しく、ポリネシアのハカに通じるものを感じます。

僕もまだまだハワイアンについて知りはじめたところなので、情報があったら教えてくださいね!

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http://www.kpoa.com/index.php?intro=1