【ライブ旅行記】クリスマスパーティinアメリカ

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クリスマスパーティというタイトルにしましたが、正確に言うと「ホリデイイベント」です。アメリカでは「クリスマス=キリスト教徒の行事」なので、キリスト教徒でない人も多ためにクリスマスという特定はしないんですよ。ユダヤ教の「ハヌカ」や元日も含めて、日本の年末年始のような意味合いになります。

さて、米国本社のパーティは地元の大学の体育館で開催されました。まずは軽食のバッフェ(いわゆるバイキング)と飲み物(参加者が車で来ているし、宗教上の意味もあってノンアルコール)が並んでいます。7時からは地元の人気DJのMCでステージがはじまり、まずは社員有志による歌、ダンス、マジックのコンテスト。そしてブルーグラスバンドの演奏へと続きます。盛り上がってきたところでトップ5人が壇上に並び、大抽選会のはじまりです。当たった商品を拒否して、5人のトップのポケットに入っている現金を選択することもできるのですが、いくら入っているかはお楽しみ。100~1,000ドルまであって、これが一番盛り上がります。他にもプラズマテレビX-boxカンクンへのペア旅行などが当たります。

さすがだと思ったのは、トップ(会長、CEOら)のエンターテイナーぶり。しゃべり自体がおもしろいし、当選者との掛け合いでも参加者を楽しませます。そして最後には、特別ボーナスの発表。副会長が「(基本給)○日分!」と言う横からCEOが「いや、その2倍だ!」。しかも特別に有給休暇もプラスされましたが、こういうボーナスもあるんですね。そして大詰めは、「明朝7時半にコストコに集合!」のアナウンス。社員は、コストコ(倉庫形式で販売するディスカウントストア)で使えるクーポンがもらえ、その場で買い物ができるんです。

そして翌朝、コストコには社員の車が続々と集まってきます。通常10時開店のところを、会社で借り切るような形でオープンしてもらうのです。売り場の通路では人事がゲームを開催しますが、僕が担当したフットボールコーナーでは、ボールを投げて積み上げたタイヤの穴を通過するとクーポンがもらえます。参加者といっしょに"One more!(もう1投ね)"とか"Step right down to this line!(この線まできていいよ)"とか、僕にしては精一杯の英語を使ったり、派手なボディアクションで惜しがったりと楽しませてもらいました。

フットボールを参加者に渡していると、突然やってきたCEOがそれを受け取って直接次の人に手渡すことをはじめました。パーティでは副会長としか話せなかったけど、こんな形でCEOと一緒に「仕事」ができたのはうれしかったし、彼はここでも参加者を楽しませていました。画像はパーティのステージと、コストコの入り口風景です。