【広島-横浜】内野5人の変則シフト

広島-横浜と言ってもサンフレッチェマリノスではなく、カープベイスターズです(^^; 三浦と大竹の投げ合いで1-1のまま延長に突入して迎えた10回裏。先頭の石井は三振に倒れたものの、続く小池がフェンス直撃の二塁打。ここで広島は投手を永川に交代します。金城は敬遠気味に歩いて、四番は負傷中の「男・佐伯」に代わって中軸を任されている「男・村田」。余裕満々の貫禄で四球を選んで一死満塁のチャンス!

ここでマウンドに登場した広島ブラウン監督は、永川を続投させてセンターを森笠から井生(いおう)へ。しかし、なんと井生の守備位置はセカンドベース付近で、その右にセカンド東出、左にはショート梵(そよぎ)がいて内野手が5人。外野を嶋と前田がふたりでカバーするという超変則シフトです。これには、Jスポーツ実況の石川顕アナウンサーも大興奮でした。

試合の決着は、横浜の5番・古木への6球目がワイルドピッチになって、三塁から小池が生還という広島にとっては何とも後味の悪いことに。ベイスターズは、またも三浦の好投を見殺しにしつつも、川村への継投が奏功して5位巨人に食らいつきました。

しかし、ブラウン監督はなかなかやってくれますね。地味なカードながら、見応えのある終盤の攻防でした。ベイスターズが勝って気分がいいです(^^)