この映画、実はかなり好きなんです。前にも一度観たけど、特典もついて安かったので、つい買ってしまいました。この作品の魅力は、なんといってもモンスターの「サリー」と人間の女の子「ブー」の表情がすごくリアルなところ。サリーはいかにもアイルランドか英国系のちょっとスノッブな田舎紳士みたいなボディアクションと表情が、実写以上に雰囲気を出してるよね。実は昔教わってた英会話の先生がサリーそっくりで、顔も表情も本人かと思うくらいなんです。ブーちゃんは、台詞もそれっぽくてかわいいね。
特典映像を見ると、この作品は世界で販売するために、登場する文字はできるだけアイコンにしたらしい。例えば、信号機に"Go"や"Stop"と描かずに日本でも使うようなシルエットを使うことで、英語圏以外での違和感を減らしているんだって。ギョロ目のマイクがデートする場面が「予約の入らないくらい人気のある寿司バー」だったり、あるドアを開けて出たところが畳敷きの富士山の見える和室だったり、日本市場をかなり意識していると思いました。
単語や文章もやさしめなので、あまり意識せずに英語のリスニング練習にもなるかな･･･ 何回見ても飽きない、お得な作品です。
