【チャンピオンズリーグ】アーセナル快勝

UEFAチャンピオンズリーグも、いよいよ準々決勝。バルサベンフィカは、最後お互い手詰まりになりながらのスコアレスドロー。そしてガナーズアーセナル)はユーベ相手に完全にゲームの主導権を握り、2-0の快勝でした。しかもユーベは試合終了間際にカモラネージとゼビナが相次いで退場(実はカモラネージはイエロー累積で、レッドが出る前から次節は出られなかった)し、ヴィエラもイエロー累積で次は出られないとなると、ガナーズは勝ち抜けに大きく前進した一戦となりました。

この試合のMVPは、間違いなくセスク。このスペイン代表のMFはアンリとのコンビが完璧で、しかもポジショニングが素晴らしい。正直言って今シーズンのガナーズにはあまり興味がなかったのですが、セスクは要注目です。1点目も2点目も起点はピレス。もともとはサイドアタッカー的な選手ですが、もう少し後ろ目でも才能を示しています。特に1点目はピレスがテュラムからボールを奪ってアンリを経由と、フランス黄金メンバーの同士討ち。この他にもヴィエラトレゼゲも出場していただけに、フランス好きな僕にとっては垂涎のカードでした。

アンリは相変わらず、ひとりでも局面を打開できる選手なだけに、ガナーズはいいところまでいきそうな予感がします。