東京アパッチは新潟アルビレックスに連敗という結果だったけど、試合の経過を見ていて思ったことがある。序盤に飛ばして３Qから失速するのは、開幕以来のアパッチの特徴だ。だけど、どうもジョー・ブライアントの采配には、無駄がある。ハンフリーやピペンを休ませるのはわかるけど、勝とうと思ったら信平や大場のような選手をアウェイで使う必要はないはず。bjのルールではホームチームはアウェイより３人多い15人がベンチ入りできるからアウェイは不利だけど、それでも疑問の采配だ。
しかし順位をよく考えてみると、今から首位狙いは現実的ではない。そうなると、プレーオフの組み合わせを考えれば２位も３位も一緒なんだよね。アイスホッケーのアジアリーグみたいにシードされたり、ホームでプレーオフを戦えるわけじゃない。bjのプレーオフは、全部幕張での開催だからね。そうすると、戦力を試しながら３位を狙って、プレーオフで勝ち上がるのはアリだ。
日本人は、プロ野球パ・リーグのプレーオフでも、シーズン１位が優勝できないシステムが好きじゃないけど、アメリカ人はそんなことはない。野球ももアメフトもバスケもホッケーも、全部レギュラーシーズンはプレーオフの組み合わせを決めるだけで、あとはトーナメントを勝ち上がったチームが優勝するんだ。さて、したたかなブライアント采配が功を奏してくれるかな？
