この曲は、NHKの「みんなのうた」で８～９月のうたとして取り上げられていました。テレビのチャンネルをザッピングしているときに偶然聞いて、印象に残ったんです。それに歌っている中川晃教は、８月に見たミュージカル「モーツァルト！」で主役を演じていた人。彼のちょっとか細い声は繊細なアーチストの役にもぴったりだったけど、この曲のせつなくあどけないメロディにも、とてもよくマッチしているんです！
ソングライターでもある彼にとっては、自分の作品でない曲をシングルとして出すことには抵抗があったかもしれない。でも、彼が書くアップテンポでリズムの効いた曲よりも、この「セルの恋」は何倍もよい仕上がりなんです。ちょっと皮肉ですね･･･
お伽話のような歌詞も素敵なので、ぜひ聴いてみてください（↓中川晃教のホームページで試聴できます↓）。
http://www.tkma.co.jp/tjc/nakagawa/discography/index.html
