【ウクライナ戦】ウズベクの怨念

キエフの天候が大雨という時点で、嫌な予感はした。そして序盤から、明らかにホーム寄りの笛を吹き続ける主審。もう試合は見えた。よくてスコアレスドローというところだろう。日本時間午後11時のキックオフということもあって、僕は前半だけ見て寝てしまった。

前半の日本代表の動きは、ピッチ状態と笛の影響を差し引けば、ラトビア戦よりは数段よかったと思う。妙な余裕が感じられた油断だらけのラトビア戦より、よほど緊張感があってよかった。寝てしまったから見ていないが、中田浩二のレッドカードも箕輪が与えたPKもひとつのストーリーが読み取れないだろうか。吉田寿光氏の誤審でプレーオフを逃したウズベキスタンも、この日の対戦相手のウクライナも、審判団のラトビアも、すべて旧ソ連だという事実。日本軍による「虐殺」に対する怒りを代表チームに向ける南京市民と同じような事を、審判団がしたとしてもまったく不思議はない。ウズベキスタンは1-0の勝利を、吉田氏の誤審で取り消された上に、結局はバーレーンに敗退してしまったのだから。