【電車男】虚構なら許せる

電車男はなんとなく見てたんだけど、本編放映中は一度も記事のネタにはしなかったんだよね。なぜかっていうと、このエピソードとそのバックグラウンドが好きじゃないから。最初に「電車男」のことを知ったのは、友人のホームページの掲示板に書き込まれていたコメントから。こんな話が2ちゃんねるで展開されているから見ろ、絶対おもしろいからと・・・ しかし、その押し付けがましさと、匿名の登場人物がわざと変換ミスさせて紡ぐ話には、まったく興味を惹かれなかったんだ。

さて、ドラマは結構おもしろかったし、白石美帆の演じる「陣釜さん」の強烈なキャラには参りました(^^; 掲示板の住人も、人好きのするようにキャラが設定されているから、好感が持てたよね。きっと、実際のメンツはもっとドロドロしてるんだろうけど。

昨日のアナザーストーリーの主役は「劇団ひとり」。僕は、この芸人もまったく好きになれないんだけど、この役柄なら許せるかな。彼に告白されて落ちる須藤理彩の演技も、微妙な女ゴコロがうまく醸しだされていてよかったです。ここまで演劇チックに虚構化しちゃうと、嫌いだった「電車男」も楽しめるというところでしょうか。