【映画】ローグワン/スターウォーズストーリー

スターウォーズ本編は「フォースの覚醒」も「最後のジェダイ」も劇場で見たのですが、スピンオフ作品のローグワンは見ていませんでした。WOWOWを録画したのに、時間が長いこともあってなかなか見る機会がなかったのです。年末の休みに入ったので、今日はついに朝からローグワンを堪能しました。

ローグワンを名作とか、「最後のジェダイ」が駄作だとかいう声があるようですが、一話完結のスピンオフと「3部作の2作目」を同列に論じてはいけないと思うのです。一話完結だからこそ2時間半の間に起承転結があり、3部作だからこそ前作を受けて次につなぐためのキャラクターの肉付けが過剰になるのでしょう。とはいえ、絶妙のタイミングで援軍が来たり、死んだかのように見えたキャラクターが復活したりと、いかにもスターウォーズのコンテキストを利用してファンを喜ばせるように仕立てています。

ただ、予算が潤沢でないのは明らか。終盤のデス・スターやスター・デストロイヤーは作り物っぽさ満載だったし、俳優陣もコストを抑えていますね。何より、異星人やロボットの数が少なく、人間だけの舞台があったことも予算と関係しているのだと思います。その割には、なかなかうまく仕上げたのではないでしょうか。