【東京・中井】染の小道

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アイスホッケー観戦に向かう途中、西武新宿線中井駅で途中下車して、ちょうど開催されていた「染の小道」というイベントを楽しんできました。このあたりは昭和30年代まで染色業の集積地で、京都や金沢と並ぶ国内三大産地として知られていたそうです。このイベントは、妙正寺川の川面に反物を張った「川のギャラリー」と、商店の店頭に美術品としての暖簾を展示する「道のギャラリー」から構成されています。

第一印象は、中目黒の「青の洞窟」。そちらのイベントは目黒川に沿って青色LEDで独特な雰囲気を作り出したものですが、人出が多すぎて2年目は開催できませんでした。「染の小道」も中井駅前の狭い道路に人が溢れてしまい、完全に中目黒の二の舞になってしまいました。

ただ、逆に言えば、このような街を挙げての無料イベントは高齢者を中心にニーズが高いということ。工夫しだいでは、今後に向けて改善することができるのではないかと思います。「千人染め」のような企画を活かせば、方向性が見えてきそうですね。