【大分―千葉】永井がいれば…

またしても大分は勝てなかった。内容では押していたかもしれないが、FWがFWらしい仕事をしなければ点は取れない。その意味で田坂前監督が、FWに守備を、そしてDFに攻撃を要求していた影響が残っている。前線でFWらしいプレーができるのは、今のロスターでは高松と永井だけ。それだけに、永井龍の負傷離脱は痛い。

大分はなぜ、柳田監督代行を引っ張るのだろう。確かに就任初戦はよい形が作れていたが、前節と今節はそれも影を潜めてしまった。やはり素人には限界なのだ。それに、新監督の発表もない状況で「7/26大分総力戦」などというプロモーション企画を張ってしまうクラブは、相変わらずズレているということなのだと感じる。

正直な感想として、今のままではもうまったく勝てる気がしない。選手にも負け癖がついてしまっている。監督就任を遅らせて、費用をケチっているような猶予はないのだ。