【人事の話】新卒15人が入社

僕の勤務する会社では、今年も新卒を迎えました。15人のフレッシュな顔ぶれが朝礼で自己紹介しましたが、その様子を見ているだけで先輩社員も初心を思い出したことでしょう。新卒採用をしているのは、もちろん新しい戦力を獲得するためではありますが、既存社員への刺激や「教える」ことによる先輩たちの成長をも狙っているのです。

15人の新人は、それなりに大人の風格があります。群れなければ何もできないような学生には、内定を出しませんからね、翻ってこの時期、繁華街や電車の中でいかにも新入社員という見かけの集団が多く見られます。同じような馴染んでいないスーツ姿で騒いでいたり、研修内容や先輩の批判をしていたり。同調圧力の強い集団を作って、自分たちの枠の中で生きようとする若者を見るにつけ、僕の会社での採用がうまく行っていることを実感します。