【常滑観光】焼き物の街散歩

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出張で愛知・一宮に宿泊して翌日は帰宅するだけだったので、名鉄で乗り換えなしで行ける常滑に立ち寄ってみることにしました。常滑は、セントレアの近くにある焼き物の街。早朝のせいか訪れる人は少なかったのですが、すれ違う地元の人たちが「おはようございます」と声を掛けてくれて、心が温まる思いがしました。

ほとんど事前情報はなかったものの、iPhoneで観光マップを検索できるのでまったく問題なし。「やきもの散歩道」に沿って歩いていると、「土管坂」という焼き物で両脇を固められた風情ある道に出くわします。明治期の土管と昭和初期の焼酎瓶で壁面を覆っていて、足元には「ケサワ」という廃材を敷き詰めているとのこと。風景に自然になじんでいて、タイムスリップしたかのような気分にしてくれます。

さらに進むと「登窯」へ。明治期に築かれた窯は昭和49年まで使用されていたそうで、国内に現存する登窯の中では最大級の規模。重要有形民俗文化財に指定されていて、窯の中も見学することができます。切通しを見下ろすように「とこにゃん」という巨大な招き猫の頭部もあったのですが、これはいかにも中途半端なゆるキャラといった雰囲気で、さすがにカメラにも収めませんでした。

短い時間の観光でしたが、なかなか面白い街並みでしたよ。

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