【ビルボード東京】マーカス・ミラー登場

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六本木ミッドタウンのビルボードライブ東京に、昨日からマーカス・ミラーが出演しています。編成はマーカスの他にサックス(ss/as)のアレックス・ハン、トランペットのショーン・ジョーンズ、キーボードのクリス・バワーズ、ギターのアダム・アガティ、そしてドラムスのルイス・カトの6Pです。

序盤は音響の悪さが目立ちます。ベースがメインなだけに低音をしっかりと再生してくれるスピーカー・システムが欠かせないのですが、やや難がありました。そしてサックスのアレックスもノリきれていない演奏。マーカスの軽いタッチで伸びやかな音を奏でるチョッパーは健在で、周囲の不安要素も掻き消してくれます。サックスも徐々にノッてきてくれたので、中盤以降はどっぷりと音の海に浸れました。

そして僕の目にはバリトンサックスに見えていたのですが、実はこれがバス・クラリネット。リード楽器を演奏しないと、マーカスも納得できないのでしょう。アンコールも含めて2曲でバスクラを吹いてくれました。こちらの音色もベース同様に柔らかい音色で、これがマーカスの世界観なのでしょうね。

ビルボードライブ東京のカジュアル席は、自分でバーで買ってくるスタイル。僕にとっては接客のある形式より気が楽でした。マーカスのライブは明日まで。その後、大阪で8/16~17です。

http://www.billboard-live.com/pg/shop/index.php?mode=top&shop=1