【映画】アンノウン

録画で見た映画「Unknown(アンノウン)」は予想できる結末ではあるものの、興味を失わずに展開を追うことができ、最後まで楽しめる映画でした。妻とともにベルリンの学会を訪れた学者が交通事故に遭い、退院してみると妻は別の男とパーティに出席していました。しかも、その男は自分の名前を名乗っており、妻は自分を知らないと言うのです。

普通に考えて、事故で入院させられた身元不明者なのに警察のマークが甘かったり、スパイが都合よく登場したりと安易なストーリーも目立ちます。最大の難点は、主人公を演じるニーアム・リーソンがかっこよくない上に感情移入がしにくいところ。それなのに楽しめるのは、張り詰めたような緊張感が流れているからでしょうか。ジーナ役のダイアン・クルーガーはクールな美女という役どころで、出番はそれほど多くないものの存在感を示しています。

しかし、最悪なのはこのサイト。まさに作り手の独り善がり全開で、まったく使い勝手がよくありません。インパクトのある作りにすればよいというものではないことに、早く気づいて欲しいですね。

http://wwws.warnerbros.co.jp/unknown/index.html#/home