今月4回目の京都出張ですが、今年の桜の本番には出張がなさそう。それならせめて、この時期ならではのライトアップを楽しもうと、高台寺へ。「ねね」の終焉の地として知られる圓徳院を訪れました。206系統のバスで向かいましたが、観光客はほとんど五条坂で降りてしまったので、清水寺は混んでいるのでしょうね。
幸い、こちら圓徳院は人影も少なく、静かで落ち着いた雰囲気です。画像のようにライトアップされて、何とも言えない独特な時間が流れています。枯山水の庭園にも青や緑の灯りが仕組まれて美しく、また室内では長谷川等伯の障壁画を堪能できます。等伯のしっかりとしたデッサンが鮮やかな輪郭となって、華やかな印象でした。
高台寺の春の夜間特別拝観は5月初旬までで、日没後21:30までの受付です。
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