【ジャズボーカル】Nikki Yanofsky

朝の通勤途中にときどき聴くInterFMの「バラカン・モーニング」。とある雨の朝にピーター・バラカンがかけてくれた「Take the A-train」が気に入ったので、Nikki Yanofsky(ニッキ・ヤノフスキー)のアルバム「Nikki ~for another day~」をiTunesでダウンロードしてみました。

彼女はモントリオール出身のジャズシンガーで、バンクーバーオリンピックの開会式ではカナダ国歌を歌っています。声だけ聴くと熟練した感じではないけれど、特徴のあるスキルフルな歌唱が印象に残りますが、まだ18歳になったばかりという若手なのです。ワインにたとえるなら、ボジョレー・ヌーボーのような弾ける若さが感じられますね。

スタンダードの中でも定番の「Take the A-train」は、スイングらしさを残しながらもメリハリの利いたアレンジ。歯切れ良いスタッカートが、耳に残ります。「I Got Rhythm」や「Over the Rainbow」なども収録されているので、ジャズ・スタンダードが好きな方でも満足するはず。一方でオリジナルの「Bienvenue dans Ma Vie」も聴き応え十分の名曲です。朝からジャズを聴くのも、なかなか気分がいいですよ!

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