【東京国立博物館】140周年特集陳列・天翔ける龍

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北京故宮博物院展を鑑賞し終えて帰ろうとしたところで、本館の展示も見て行こうと思い直しました。本館は撮影OKのものが多いのも、楽しみなところです。お目当ては140周年特集陳列の「天翔ける龍」。今年の干支「龍」にちなんだ作品が展示されていますが、僕は辰年生まれなので興味が湧いたのです。

ふたつの展示室のみという小規模なものですが、一番目を惹いたのは画像にもある「龍図」で、「老子・龍・虎図」のうちの一幅です。江戸時代の作品で、岩佐又兵衛の筆によるものですが、デフォルメされたような龍の表情が圧巻です。

曽我直庵筆の「龍図屏風 龍虎図屏風のうち」も似たような雰囲気ではありますが、僕にとっては人間味があるように見える岩佐又兵衛作品の方に共感するのです。

http://www.tnm.jp/modules/r_exhibition/index.php?controller=item&id=3194