【人事の話】面接で気になる口癖

自分もそうなのですが、相手の注意をきっちり自分の方に向けるために、しゃべりはじめに「そうなんです」「そういえば」などのあまり意味のない言葉を入れることがありますよね。それがいつも同じ単語だと、面接のときには特に気になります。

例えば最近、中途採用の面接を受けに来た女性は「そういう意味では」「その意味で言えば」といった同じような言い回しが、かならず発言の最初についていたので徐々に「またかよ!」という気分になってきました。似たような事例では、「逆に」を多用する人も。話の内容は全然「逆」のことを言っていないから、たぶん口癖なのでしょうね。

相手の質問を「はい」で受けてから答えを続けるのも、会話の流れとしてはよいのですが、「はい」の後が続かずに何度も「はい…、はい」と繰り返してしまうのも印象はよくないですね。こういう口癖って、本人は意識していないことも多く、自分では気づきにくいところが落とし穴ですね。