【インディ・ジョーンズ】ハリソンの限界

ニューカレドニアに向かう機内で、「インディ・ジョーンズクリスタルスカルの王国」を見ました。もともとレンタルしようと思っていた作品だったので、期待が大きすぎたかもしれません。楽しめはしましたが、冒険に出る根拠がはっきりしないことと、ハリソン・フォードのアクションに年齢がありありと感じられてしまったことが残念でした。

今回は舞台が南米だけに、カリブの海賊にもテイストが似ているし、同じようなテーマを扱った映画作品は腐るほどあります。そんな中で、しかもシリーズの4作目という位置づけで新しいものを作ろうという試み自体に無理があったのではないでしょうか。仮想敵国がソ連という設定も、何をいまさらという印象が拭えませんでした。

アクションシーンのほとんどはマットに委ね、インディ自身は少し引いた役割を担っていますが、ここからさらに二代目インディ(設定上は三代目)で作品を撮ろうとしているのなら、それはやり過ぎというものでしょうね。蛇足ながら、蛇嫌いな僕にとっては、脈絡なく蛇を出されると思わず画面から顔を背けてしまいます。南米には付き物とはいえ、ちょっと勘弁してほしかったですね。

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