【バレエ】指揮者とダンサーの位置

今日は、ちょっと所用のため、有給休暇を取っています(^^) この前の日曜日、たまたまテレビをザッピングしていたら、「題名のない音楽会21」で「バレエ人気作品ランキング・ベスト20」をやっていました。ベスト3は白鳥、くるみ、ドンキと順当だったね。僕が一番好きなのは、くるみ割り人形です。チャイコフスキーらしいリリカルで印象に残る音楽は、エスニックな踊りがよく合います。眠りも4位に入っているので、チャイコのバレエ音楽はやっぱり秀逸だっていうことだろうね。

さて、この番組では司会の羽田健太郎がタクトを振るんだけど、ステージ前方で踊るダンサーの奥で指揮をしていたんだ。ということは、振っているハネケンの視界には、ダンサーは入っていない・・・ こういうのって珍しいし、踊りづらくないのかな? 生オケじゃないときはテープに合わせて踊るので、別に特別なことではないんだろうけど、指揮者がダンサーに背を向けているのって、僕には違和感ありありでした。

バレエ音楽の指揮は、オケを自分の指揮で統制しつつ、ダンサーのテンポや踊り出しなども気にしていないといけないので難しい。あまりやりたがる指揮者もいないんだよね。僕は松山バレエを見に行くことが多いせいもあって、たいてい堤俊作が指揮をしています。