ＴＢＳで木曜日の22時から放送されている「ジョシデカ！－女子刑事－」です。初回の放送では泉ピン子演じる桜華子のアクが強すぎて、いかにも泉の素を見ているような恐怖感すら感じましたが、第2話ではだいぶその点が中和されて、程よく収まっていました。仲間由紀恵は「ごくせん」や「ＴＲＩＣＫ」よりシリアスだけど、適度に天然な味をうまく引き出されていますね。脚本が「アンフェア」の秦建日子なので、安心して見ていられます。
ただ、韓国人俳優のリュ・シウォンを使っている理由がよくわからない上に、主演のふたり以外のキャストにはまったくお金をかけていない様子なので、安っぽく見えてしまうところが難点ですね。まあ、あくまでコメディなんでしょうけど、それにしては仲間にはシリアスな演技が比較的多く割り当てられているように思います。そのバランスはなかなか絶妙で、ある意味仲間にとってはハマリ役と言ってよいのではないでしょうか。
初回視聴率は13.4％でしたが、第2話では10.3％まで下がっているので、今後のストーリー展開でどう巻き返すかに期待したいところです。話の筋立て自体しっかりしているし、楽しめる構成なので…
http://www.tbs.co.jp/joshi-deka/
