隣接する銀座がミセス、有楽町西武やプランタンがそれよりやや下の30歳代のキャリア女性をターゲットとしているのに対し、このＳＣはさらに若い世代を狙っているように見受けられます。ＳＣの顔となる1階フロアのテナントでは、「サマンサタバサ」と「アナスイ」がポイントになっています。テナント構成にサプライズはないけれど、内装はそれなりに凝っていて、音楽やスタッフの服装も合わせてトータルとしてのコーディネイションが感じられましたね。これまで銀座・有楽町エリアに欠けていた若い世代に対する吸引力にはなるのではないでしょうか。
地下フロアには新宿サザンテラスで連日行列を作っている「クリスピー・クリーム・ドーナツ」の2号店が入っており、3時過ぎの時点で1時間40分待ちと、新宿とほぼ同じ程度の行列でした。ただ、並んでいる人の年齢層は高めで、中高年の女性客が多かったです。食品ではこの他に「ジュノエスク・ベーグル」や韓国料理の「妻家房」など、なかなかセンスのあるラインナップではありますが、目新しさは感じられませんでした。デリ・弁当関係も、やや弱いように思います。
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