【桜レポート京都編】渉成園から千本へ

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さて後編です。山科でランチを取った後は、東西線三条京阪へ。祇園白川の桜や、繁華街の華やぎを見ないとこの時期の京都に来た気がしないですからね。このエリアの桜はまだ咲き始めでしたが、相変わらずの賑わいでした。

そのまま四条まで歩いて京阪で七条まで行き、東本願寺飛地である「渉成園」を訪れました。渉成園は枳殻(からたち)の生垣を持つために「枳殻邸」とも呼ばれていて、広々とした庭園に、京都駅から程近い割には訪れる人も少なく、くつろいだ時間を過ごせます。桜も、なかなか見応えがありましたよ。

さらに京都駅までいったん戻って、大混雑のターミナルからバスに乗って金閣寺へ。桜は気配もありませんでしたが、千本エリアをめぐる基点に、実は行ったことのない金閣こと鹿苑寺を選んだのでした。ここは思った程「金ピカ」の成金趣味ではなく、日本庭園に金色(こんじき^^;)がマッチしていました。外国人の参拝客も欧米、アジアを問わず多かったです。

そして紫野の上品蓮台寺(じょうぼんれんだいじ)では、まだ咲きかけながら見事な形に花をつけた枝垂の花房を楽しみ、千本閻魔堂では普賢象桜には早すぎたものの怪しいB級アトラクション的な雰囲気に浸り、そして千本釈迦堂では「おかめ桜」の艶やかな姿を堪能しました。「おかめ」とは、このお寺を建立した際の大工が梁を一本だけ短く切ってしまって困っていたところを、他の梁も短く切り揃えるように助言したとされる奥方のことです。彼女は夫の失敗を世に知られぬため、お寺の完成を待たずに自害したとのことで、そんなつつましい女性の名を冠することが似つかわしい桜が見られます。

ここからは嵐電北野白梅町駅まで、北野天満宮平野神社を散策しながら歩きました。北野天満宮でお参りしようかと思ったら行列だったので、車折神社(くるまざきじんじゃ)で途中下車して桜を見るかたわらお参りしました。北野天満宮は学問の神様だけど、車折神社は芸能の神様なんですけど…

画像は ‐沈園の桜 ⊂緝箆∥羯獷虜纊´千本釈迦堂の「おかめ桜」 です。