【タイガー&ドラゴン】会心のオチ

今回の「粗忽長屋」は、虎児もキレていたくらい元の話がナンセンスだからか、いまいち冴えない展開だと思って見ていた。ところが、最後の最後で落としてくれたね。身代わりで故郷に帰って農業を継いだはずの田辺が結婚しますって報告しちゃいけない人にしちゃう。とんだ粗忽モノってオチでした。今日のストーリーがこの単純明快なオチに持っていくための前振りだとすれば、手が込んでいるよね。

ところで、高座に上がっている場面の長瀬の表情も落ち着いてきたし、話もうまくなってきたと思わない? これも仕組まれた伏線で、わざと下手めにスタートさせていたのかもしれないね。これからも長瀬と岡田の落語シーンには、注目しておこう。