【人事の話】社員との面談で

今日から、新しい書庫「人事の話」をスタートします。僕の仕事は、とある外資の人事。コンプライアンスに違反しない程度にぼかしますが、仕事の中で思うことを書いてみたいと思います。

さて、人事の仕事といえば、人と会って話さなければならないこともしばしば。それが採用みたいな「前向き」なイベントだとこちらの気分も明るく臨めます。でも、そうじゃなくてトラブルを抱えた社員だったり、評価について話し合わねばならない社員だったりすると、なかなかそうはいかない・・・ そんな面談の前の日には、その人が夢に出てくることだってあるんです。

人事にとって、社員は大事なお客様。こういう場面では、彼らひとりひとりの人生と向き合わなければならないので、うかつなことは言えないし、相手の反応には細心の注意を払います。ちょっとでも表情が曇れば、何かあったのかな、誤解されてないかなと水を向けたりもします。最初は唇が震えるくらい緊張していた社員が、話すうちに笑顔を見せてくれたりすると、ほんとに嬉しくなります。お客様の笑顔ですからね(^^)