【bjリーグ】東京-新潟・気迫のDF

先週まで、内容はさっぱりだった東京アパッチ。埼玉との初戦も、ダブルオーバータイムの末に勝ったけど、内容は負けていたんです。そんなチームが今日の新潟戦では嘘のようにうまく機能して、78-69で快勝してくれました。

MVPに選出された青木康平は1Q終了間際にブザービーターとなる3Pを決めたほか、167cmの身長ながらものすごい気迫でカットインして、チームを活性化させた立役者となりました。「ヘリコ」ことハンフリーも序盤の3Pでリズムをつかむと、全身からエネルギーをみなぎらせてのブロックショットやスティールで貢献します。チーム全体でボールを奪うディフェンスは、見ていて気持ちがよかったです。

新潟はフリースローは決まらないし、得意なはずのアウトサイドからの攻撃も精彩を欠き、追い上げに転じた終盤には小菅がファウルアウトといいところがありませんでしたね。長谷川も、やはり衰えを感じさせるプレーだったのは、ちょっと寂しい気すらします。

実は先週日曜日の埼玉戦の後に、青木康平のブログに「日本人選手はもっと自信を持ってプレーしていいんじゃないかと思いました。ヘリコやマイケルをどう活かそうかじゃなくて、彼らをおとりにして自分がどう決めてやろうかって…」というコメントを書いたんです。今日の康平や仲摩は、まさに僕のコメントを意識してくれたかのような動きで、ほんとにうれしかったです!