【旅の小ネタ】異国を実感するもの

海外旅行で空港から外に出たとき、異国に来たんだという実感をかみしめます。それはシンガポールならむっとするような湿気を帯びた空気だし、香港なら街に漂っている匂い。同じ匂いでも、ケアンズは南国の果実が熟れているような芳香だったり、ソウルならキムチだったり。

視覚に訴えてくる場合もあって、僕がヨーロッパのゲートウェイにしているオランダのスキポール空港では、KLMの青い機体や空港ショッピングエリアの黄色いビニール袋を見ると「ヨーロッパに来た」という実感を味わえます。

今回のアメリカ・ユタ州への出張で感じたのは、乾いた空気でした。寒さはあらかじめ想定していたし、気温をネットで調べてもいたけど、さすがに空気の乾き具合まではわからなかったです。実際に到着して、ほぼその日のうちに唇がカサカサに荒れて、痛みすらありました。

でも、こうして「行かなければわからないこと」が体験できたことは、きっと何かの役に立つんじゃないかと思っています。