【アメリカ】入国&セキュリティ情報

去年~今年にかけて、アメリカに5回入国しています(この他、アメリカの準州であるグアムに2回)。UKでのテロ未遂事件以来、液体の機内持ち込み禁止などが言われていますが、実感としてセキュリティチェックは甘いですね。僕自身、意識せずにカッターやひげそりを機内に持ち込んでいて、帰宅してから気づきました。知人も、ライターを気づかずに持ち込んでしまったそうです。成田ではランダムにキャリーオンの手荷物を全部チェックしていますが、アメリカではまずないです。

9・11の直後は手荷物の使用済み下着までチェックしていたし、その翌年はPCやデジカメ、携帯は全部起動確認させられました。しかし、今はPCをバッグから出すように求められるだけで、起動確認もありません。旅行する側としては楽だけど、危機管理という意味ではちょっと不安になりますよね…

さてアメリカの入国審査ですが、ニューヨーク(JFK)やロサンゼルス(LAX)のように国際線の発着が多い空港では、数をさばくために質問も少なく、あっさり済むようです。僕の印象ではミネアポリスは結構厳しい上に、割と最初から「怪しんで」かかってくるので、どこの都市で何をする予定かということを、機内ででもシミュレーションしておくといいと思います。シアトルは質問は多いけど、姿勢がフレンドリーで途中から雑談モードになって時間だけはかかってしまいます。会話は楽しめるけど、僕はそのせいで乗り継ぎ便を逃しました(^^;

なお、グアムでは日本からの旅客用に指紋と写真が不要な申請用紙が用意されていますので、機内ではそれを入手するようにしましょう。アメリカ出国時にはセルフのキオスクでパスポートの読み込み、指紋確認、写真撮影がありますが、これは全ての空港ではないようです。LAXでは(国際線と国内線が混在するせいか)キオスクが設置されていません。この出国処理がないからという理由で次回入国ができないという事態はないということが、在米日本領事館のHPで明記されていました。