【ASIAN2】オルタナがわかった

ASIAN2のセカンドシングル「遠く」は、「プロマーシャル」という新しい形態のメディア露出戦略を使っています。要はプロモーション・ビデオクリップを商品宣伝とタイアップさせてしまおうというAvexらしい取り組みで、富士フイルムフォレスタースミノフアイスの3製品で展開されています。

「遠く」は、スローなテンポにラップ調の歌詞がリズミカルに乗る、いわゆる「オルタナ(Alternative Rock)」に分類される曲。シングルとはいえ4曲聴けるので、ミニアルバムと呼んでもよさそう。他の曲も、歌詞自体にはあまり意味を感じないながら、よくあるジャパニーズラップのような安っぽさは感じられず、楽曲の仕上がりとしてもバランスが取れています。トラックバック先のみらいさんのブログ「Mirai's☆Room」で紹介されていて、CMでの印象も良かったので買ってみましたが、正解でした。

ちなみに、この「ASIAN2」は「エイジアン・ツー」と読むようで、その点はアジアン・カンフーとは違うんです。CDショップでは「エ」で探してくださいね! 彼らはもともと、信州は松本で活動していたバンドだそうです。ドラムスが、CMで見る限り東京アパッチのMCを担当しているMC Umeではないかともっぱらの噂ですが、Ume本人が「オレの方がいい男で、癒し系だ」と否定しておりました(^^;

僕は「オルタナ」っていうジャンルがイマイチつかめていなかったのですが、この作品を聴いてオルタナとは何かがわかった気がします。