【世界バスケ】本命はスペインか

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アメリカとドイツは日曜日に見たので、他に見たいチームといえばアルゼンチンとスペインということで、今日の準々決勝をまたも当日券で観戦してきました。スペインとアルゼンチンが直接当るであろう準決勝にはアメリカも勝ち上がってくると予想されるので、すでに自由席以外は完売。となると、チャンスは今日しかないんです。

さて、まずはスペイン対リトアニア。開始早々、スペインの攻撃陣が爆発します。パウ・ガソルが迫力満点で体をガツガツ当ててゴールに迫れば、マンブルがバックダンクを叩き込みます。しかし、スペインのすごいところは攻撃だけではなく、鉄壁の守備にもありました。リトアニアが何とかテクニックを駆使して包囲網を破ろうとしても、スペイン選手の手がスッと伸びてボールを奪われてしまいます。すっかりリズムを崩したリトアニアは、ファストブレイクもできずに中途半端な攻めからアウトサイド勝負に出てはミスの連発。まるで大阪エヴェッサに叩きのめされたときの東京アパッチのようでした(^^;

このスペインを見た後では、アルゼンチンの速くて強いパスワークも霞んでしまいます。ジノビリがどよめきを呼ぶノールックパスを見せてくれ、デルフィーノやノシオーニもハイレベルなパス回しで魅惑するけれど、なんとなく盛り上がりません。トルコも押されながらも、クトルアイやハカン・デミレルがカットインしてパスを受けるプレーで活路を開いていました。日本も、もっとパターンがないとこのレベルでは戦えないでしょうね。今日見た限りでは、スペインはアメリカと似たタイプですが、優勝の大本命と言えるでしょう。

しかし、さすがは準々決勝。各国応援団の盛り上がりも最高です。意外にも、一番の大応援団はバルトの小国リトアニアでした。しかし、トルコとリトアニアは自国のフリースローでも構わず鳴り物鳴らして応援していましたが… 画像は、アルゼンチンとリトアニアのファンたちです。