自身が森三中の大島美幸と結婚した放送作家・鈴木おさむの書いたノンフィクションをドラマ化したという「ブスの瞳に恋してる」。おさむ(ドラマの設定では山口おさむ)を演じる稲垣吾郎がとぼけた感じの好演を見せています。森三中って、いまいち誰が誰だかわからないので混乱するけど、実際の鈴木おさむの妻は主役級で出ている村上知子ではなく、唯一このドラマに出ていない大島美幸です。
昨日の放送分では、村上の母親役で高橋ひとみが登場していて、その実年齢との違和感を感じていました。実際、高橋は僕と2学年しか違わないのに、村上の母親っていうのがしっくりこなかったんだよね。
僕にとって高橋ひとみと言えば、映画「私をスキーに連れてって」でカッコいいOLを演じた姿が真っ先に思い出されるんです。高橋演じるヒロコが、仕事を終えてスキー場へ向かうドライブシーンで路面を確認しながら「凍ってるね!」と言うシーンは、妙に印象に残っています。
高橋ひとみは1961年生まれだから「私をスキーに~」の公開当時26歳で、現在は44歳なのですが、ドラマの設定では48歳のようです。だから、25歳の設定の村上が娘でも自然ではあるけど、実際の村上は26歳なので年齢差は18歳! ちょっとまだ、その役は早いんじゃないかな。そういう意味も含めて、高橋が村上の母親役というのは、僕には時代の流れを感じずにはいられなかったのです。